厳しい言葉

 

「はい、お疲れ様でした~。」

「ありがとうございます。シャンプー気持ちよかったです。

気持ちよくて、途中で寝てしまいました~。」

 

先日、髪のお手入れに行ってきました。

もう8年以上通っている美容院です。

 

この時のシャンプーをしてくださった方が、

今までにお見かけした事の無い方だったので、

新人さんだとすぐわかりました。

そして、とてもお若い女性です。

 

 

確かに手馴れていない感じで、

時間も他の方の倍はかかっていました。

 

しかし丁度心地よい室温と、

シャンプー材に入っているシトラスオレンジミントの香りが漂い、

リラックスした状態となり、

少しウトウトしてしまったのでした。

 

 

なので、正直に言葉を発したのですが、

その直後、突然彼女の表情が変わり、

 

 

「ありがとうございます・・・・。」

 

 

そう言って、涙をこぼし始めたのです。

ビックリした私は、

 

「どうしたんですか?」

 

と声をかけると、

 

「実は昨晩、店長にダメ出しをされて、

シャンプーについてひどく怒られ大泣きしたんです。

お言葉に救われました。

元気になれました。

ありがとうございます。」

 

そうおっしゃるのです。

 

そうだったんだ・・・。

心地良くて寝てしまったことは事実なので、

その私の言葉が彼女の心を少しでも軽く出来たのなら、

良かったのかな。

 

そんな風に思っていました。

 

 

しかし・・・、ストーリーはすこし違っていました。

 

 

彼女の事が気になって

鏡越しにしばらく彼女の行動を見ていました。

 

 

新人さんなので、

やれる作業には制限があります。

多分、シャンプーやその後の髪を少し整えること

床の掃除をする事、

読み終わっただろう人を見つけて新しい雑誌をお出しする事、

このローテーションのようでした。

 

 

しかし、彼女を見ていて

段々違和感を感じていきました。

 

“仕事に集中していない・・・。”

 

そうなのです。

回りの目ばかり気にして、

大切なお客様の方を見ずに作業をこなしているのです。

 

“これはダメだ・・・。”

 

そう感じました。

 

 

すると、彼女が私の所に来て、

 

「実は、昨日怒られて悔しかったんです。

だって、私頑張っているし、ちゃんとできていると思うので。」

 

“あ・・・・。”

 

そう思った時は、既に時遅しでした。

 

 

状況は知らなかったとはいえ、

彼女の成長を止めてしまう言葉を

私はかけてしまったのだ

そう感じました。

 

 

そうです。

彼女はシャンプーの指導を受けて、

出来ていない自分に落ち込んでいるのではなく、

出来ていると思っている事に対して注意を受けた事を

不快に思っていたのでした。

 

学生から社会人になり、

「お金を払って授業を受けるお客側」から、

「お金を頂いてお客様へ価値を提供する立場」へと変わっているのです。

 

 

多分、そのポイントが理解できておらず、

自分の小さなプライドが中心に来ているようでした。

 

 

私も社会人になりたての頃は、

自分の小さな視野でしか判断できず、

経営という目線で物事は見れていませんでした。

 

 

しかし、沢山の偉大な先輩方や、

尊敬できる上司、

そして成功者の方々との出会いで、

時には厳しい言葉をかけていただきながら

切磋琢磨してきたので

今の自分があるのだと感謝しています。

 

 

彼女は、

そのチャンスを

今回は失ってしまったのかもしれない。。。

 

 

何だか少し罪悪感を感じてしまった瞬間でした。

 

あなたに厳しい言葉をかけてくれる人はいますか?

ただきつい言葉ではなく、

あなたの事を想ってかけてくれる厳しい言葉。

 

 

長い目で見た時、

その言葉はきっと、

あなたを成長させてくれた宝物となります。

 

そして年月が流れ、

厳しい言葉を掛けられるだけの経験と知識を身に着けたなら、

 

 

今度はあなたが、

大きな器の心を持ちながら、

愛情を持って、

育ってほしい相手に、

時には厳しい言葉もかけましょう。

 

 

その時はうまく伝わらなかったとしても、

きっと、相手の方にとっては

生涯の宝の言葉になる事でしょう。

 

 

シャンプーが終わって、

その彼女が、よそ見をしながら私にトリートメントをしてくれましたが、

液剤がちゃんと着いておらず、

いつもより仕上がりが悪かったです。

仕方がないかぁ・・・。(苦笑)

 
あなたにhappiness♪

 

 

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