心に残るスウェーデンでの小さな幸せ

 
「こんにちは!

さぁ~これから3時間、一緒にドライブの旅を楽しみましょう。」

 

 

今から4年前の話です。

私は仕事で訳10日間、スウェーデンに出張していました。

その日はストックホルムから車で3時間ほど離れたところの田舎町にある

大きな工場へ見学に行く予定でした。

 
都合の良い列車もとおっておらず、

会社が用意してくれたタクシーに乗ることに。

 

乗客はもちろん女性の私一人。

タクシーの運転手さんは50代後半とみられる男性。

 

パスポートを含みすべての荷物を乗せているので、

最初は緊張と疑念の面持ちで様子を伺っていました。

 

 

“もしかしたら、このままどこかの山へ連れて行かれて

金品だけとって放り出されないかしら・・・。”

 

 

“いや、命の危険もあるのではないかしら・・・。”

 

 

と、私の危険予知に対する妄想は止まりません。(笑)
後から考えると、

会社が契約しているタクシー会社へ予約を入れている訳ですから、

私が疑念を浮かべていた海外での盗難行方不明事故等は

原則ないはずです。

 

 

しかし女性一人で海外の見知らぬ土地を移動するときは、

必要以上に気を使っていたように思います。

 

 

そのお蔭か、今まで海外出張は10か国以上数十回行かせていただきましたが、

嫌な経験をしたことがありません。

 

 

 

さて、話を戻します。
タクシーの運転手さんは、

ドライブが始まるや否や、

聞いてもいないのに自らご家族の話やご自身の話をどんどん話されます。

 

 

それだけでなく、富士山という山を知っているとか、

知り合いに日本人がいるとか、

どうでもよい情報をたくさん話してきます。

 

 

しかもそれはまるで

運転中に私がリラックスできるかのようなトーンで。

 

 

3時間戦闘態勢で臨むことを覚悟していた私も、

なんとなく不思議な安心感に包まれ、

出張の疲れも重なりついウトウト・・・。
気付いたら、目的地に到着する5分前でした。

 

 

「よく寝ていたね~。

気持ちよさそうだったから、声をかけなかったよ。」

 

 

と、優しそうな笑顔でウインクをされるおじ様。

 

なんとなくほっこりした気分になりました。

 

 

無事、タクシー3時間の旅は終わり、

田舎町のホテルへ到着。

 

タクシーの運転手さんは荷物をすべておろしてくれて一言。

 

 

「長旅お疲れ様! 仕事、きっとうまくいくよ!」

 

 

そういって笑顔で握手をした後、

運転席からも手を振りながら走り去っていかれました。
“出張”という気を張った旅路の中、

「3時間戦闘態勢」のはずが、

「3時間近くゆっくり睡眠して疲れが取れた」という私が受け取った“おもてなし”。

 

 

おもてなしの語源は、

勿論「お客様を“おもてなし”する」ことですが、

実はもう一つあるのです。

それが、

 

 

「表も裏もなく相手の事を思い行動すること。」

 

 

正に、あの運転手さんことだったなぁ~と

東京のビル街でふと青空を見上げたときに思い出しました。

 

 

 

 

あなたにhappiness♪

 

 

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